関節を痛めた時に振り返って欲しいこと

関節の痛みは人生を表す

人間の体の構造はとても複雑です。私たちは複雑な身体の構造全てのバランスをとりながら生活をしています。

人間の体は骨格が基礎となってつくられています。骨と骨のつなぎ目である関節がある事で動く事ができます。

しかし関節の動きはそのうち怪我や摩耗、他の要因で、関節の障害や動きの制限及び関節の痛みを引き起こします。

人間はバランス良く動くために筋肉や関節から入ってくる感覚を働かさなければなりません。この感覚が、筋肉と関節に正しい情報を送り、身体の感覚を高めて痛くない快適な姿勢や動き方を可能にしています。

私たちの骨格と関節は、弱点を持っています。そして、外傷と自然に起きる摩耗や不良姿勢がこの関節の弱点に悪影響を及ぼします。

骨格・関節がつくられる2つの要因

骨や関節の形成は出産前の要因と出産後の要因によります。

出産前の要因

人間は生まれながらに持つ長所と短所があります。それが骨格や関節の構造に影響を与えます。

遺伝性の要因

祖先から引き継ぐもので、受け継いだ遺伝子によって体型が頑強であったり、アンバランスな体格であったりする。

先天性の要因

子宮内と出産の影響によるものです。子宮内での胎児の位置異常は身体を歪めてしまいます。また、妊娠中の母体の栄養状態や心理状態も子供に影響を与えることもあります。

出産後の要因

生まれ落ちてからの生き方、生活習慣などが骨格や関節に影響を与えます。

  • 家族と社会環境
  • 文化・生活環境
  • 食生活
  • スポーツの実践
  • 日常的な姿勢と仕事中の姿勢
  • 身体の日常的なメンテナンス
  • 病気・怪我
  • 内臓の問題
  • 精神・心理的問題

要は、関節の状態は生まれてきてからの生き方によって良いか悪いか決められます。人生は様々な出来事で身体に負担をかけて、それが原因で関節が弱くなるという事が言えます。

関節にトラブルを抱えない

出産後の要因によって生じる関節の問題は、その後の生活の仕方であるため日々の行動が関節に影響をしています。なので、自分の身体について理解し、自身の身体への配慮をきちんと行えるようになる必要があります。

なぜ、そのケガが起きたのか?

ケガの理由を考えることが大切になります。

それは身体の不調を知らせる

それは注意不足を表している

それは体にもっと気を配ってほしい、休息したいというサイン

それは食生活の改善など、生活習慣の変化を強いる最後のサインなのではないか…

体にトラブルがでてきたという事は、健康の悪化を予告するサインであると考えられます。ですが、みなさんは身体の声を無視しがちです。たしかに、今の現実を受け入れて、この先の生活習慣を正すことは大変かもしれません。ただこの先の人生を思うと、早いうちに対処した方が良いと思うのは私だけでしょうか…

ご自身の身体の声に耳を澄ませ、快適に心地よく生きていくことができれば、きっと未来も安泰ですね(^^)

執筆者:安原 博文

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