膝の悩みで多い立ち上がりの痛みを和らげる方法

変形性膝関節症の〝膝の痛みに悩んでいる方〟に向けて

こんにちは、ムーブラボヘルスの松尾です。

膝に悩みを抱える方の多くは『立ち上がり』で痛みを訴える方が多くいます。

今回のテーマ：
「膝の痛みを減らすための身体の使い方とは！？」

日常で普段から行うことが多い
″立ち上がり″ を一例に考えてみます。
まずは画像をご覧になってください。

①骨盤を後ろに転がし、背中を曲げた姿勢②骨盤を前に転がし、背中を伸ばした姿勢
どちらの方が、楽に立てると思いますか？
実際にやって頂けると
②の方が、立ちやすいと思います。
これは、【テコの原理】から説明ができます。

②は①に比べ、「支点（関節）」「作用点（体重）」の距離が短くなるため、「力点（膝周りの筋）」にかかる負担は小さくなります。
そのため、立ちやすいと感じると言えます。
では、①と②の
身体の使い方の違いはというと、、
″骨盤を転がし方″ にありました。
このことからも、
【骨盤を上手く使う】ことで、膝の負担つまり、膝の痛みを軽減することが可能になります。
また、
50kgの方が、立ち上がる場合
右下画像のような「支点」「力点」「作用点」の位置関係であるとすると、
″膝周りの筋″には
体重の4倍【200kg】もの負担がかかっていることになります。
このことからも、
膝への負担を減らすことが大切であることが言えます。
次回は、
【骨盤を上手く使えるようになるための体操方法】についてお話したいと思います。