肩こりは身体の不調の警告です!
〝肩コリに悩んでいる方〟に向けて
第1回目のテーマ:
「肩コリは身体の不調の警告」
今ある肩コリ、あきらめたり、放ってはいませんか?
・不快だけど、まあ日常過ごせているし…
・病院に行くほどのものでもないし…
・もう長いつきあいで、よくならないし…
等々といった理由で…
肩コリは、”身体の不調の警告”です。
あなどっていると、
- 「更なる症状への悪化」
- 「病気の結果、肩コリを引き起こされているというサインを見過ごす」
ことになりかねません。
肩コリとは(肩がこっている時の身体の状態とは)、無意識でも筋肉がこわばった(緊張した)状態のことを言います。
筋肉がこわばった状態は、肩周りだけでなく首周りの筋肉まで広がります。
後頭部の筋肉が緊張し、神経が圧迫されると、『頭痛』が生じます。
また、筋肉がこわばった状態が続くと、自律神経のバランスが崩れてしまいます(交感神経が優位となる)。
※自律神経⇒生命を維持する上で大切な身体機能をコントロールする神経であり、【交感神経】・【副交感神経】の2つに分けられます。
(身体機能をコントロールとは…
例えば、呼吸・血圧・食物の消化・体温調節などをコントロール)
そうなると…
『動悸や息切れ』
『吐き気や嘔吐、めまい』などといった症状
いわゆる、「更なる症状への悪化」を引き起こす可能性があります。
また、
・心疾患(狭心症・心筋梗塞)
・その他、内蔵疾患(胆嚢炎など)
・骨の異常による疾患(変形性頚椎症・頚椎椎間板ヘルニアなど)
といった、本当の病気が肩コリを引き起こしている場合もあります。
その場合、命にかかわる重篤な事態を招く可能性もあると言えます。
こういったことにならないために、今ある肩コリに向き合い、
・筋肉のこわばりに対するケアを行う。
またケアを継続しても良くならない、効果も出ない場合は、
・医療機関で受診する。
ことで、原因を究明し処置を行うことがとても大切です!
是非一度、ご自身の肩コリと向き合って見て下さい。
次回は、
”危険な肩コリの見分け方” をお伝えできればと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。