肩こりができてしまう原因
〝肩こりに悩んでいる方〟に向けて
今回のテーマ:
「肩コリの原因」
肩コリの原因の前に、
肩コリとは、身体がどんな状態を起こしているのか?について、お伝えしたいと思います。
- 筋肉がこわばる。(緊張する。)
↓
- こわばった筋肉が血管を圧迫。
↓
- 血管が圧迫され、酸素不足となり疲労物質(乳酸など)が溜まる
※乳酸:本来は、乳酸も筋肉を動かすためのエネルギー源になりますが、「筋肉のこわばりが強く」、「酸素不足」が生じると、筋肉内に溜まります。
↓
- 疲労物質が溜まると、筋肉は硬くなり、神経を圧迫します。
↓
- この状態が続くと、筋肉は緩めなくなります。
(緩むためには酸素があることで作ることができるATPが必要)
※ATP(アデノシン三リン酸)
↓
- 無意識でも筋肉がこわばった状態となる。
簡単にすると、
【筋肉がこわばる】が続いた結果【酸素不足】となっている身体の状態が、肩コリです。
ここだけみると、
ストレッチ・マッサージ・体操で、
肩周りの筋肉をほぐし、血流をよくすることで、酸素不足を解消すれば肩コリは良くなると言えるのですが…。
ではそもそも肩コリの原因、つまり
『筋肉のこわばる状態となる原因』はなんなのでしょうか?
それは、
【過度の肩周りの筋肉への負担】であり、
・長時間の同じ姿勢や、姿勢の癖
・肩に負担のかかる身体の使い方
・肩の使いすぎ
・昔の怪我の影響
・ストレス
・冷え
等、様々な影響が考えられます。
このことから、わかることそれは…
『肩コリがなかなかよくならない理由』です!!
肩のこわばり(肩コリにおける身体の状態)に対して、何かしていても、
肩のこわばり原因に対して何かしていますか?
もっと具体的に言うと、
肩コリだといって、
肩や肩周りだけほぐしていませんか?
思い当たる方は、一度肩コリとの向き合い方を変える必要がある可能性があります。
なので、あきらめたり、放っておかないで下さい。
次回は、『肩への負担を少なくするには?』というテーマでお伝えしたいと思います。
最後まで、読んでいただいてありがとうございました。